ここから本文です イヌ型ロボットAIBOの「合同葬儀」 千葉

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150228-00000021-jij_afp-int


【AFP=時事】千葉県いすみ市にある興福寺で1月26日、ソニーSony)のイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」の「合同葬儀」が行われた。


 1999年の発売当初、AIBOは25万円という価格ながら、初回販売分の3000台が20分で売り切れる人気ぶりだった。しかし経営不振に陥ったソニーは、2006年にAIBOの生産・販売を終了し、14年3月には修理窓口の「AIBOクリニック(AIBO Clinic)」を閉鎖した。

 それでもAIBOを愛用し続ける利用者のために、ソニーの元技術者を採用した修理専門工房「ア・ファン(A FUN)」が現在、AIBOの修理を引き継いでいる。もはや生産されていない部品の唯一の調達源は「ドナー」となってくれる他のAIBOだ。「葬儀」が済んだAIBOから、修理を依頼されたAIBOに「移植手術」が行われるという。【翻訳編集】 AFPBB News